オーダーからお届けまで、待つことで得られる感動を

これは、とあるご家族の
「家族の絨毯 “アーモンド” 」のオーダー風景です。

まだこの世に誕生していない
この家族会議から始まる
世界でたった一枚の絨毯の物語。

「わたしの花びらはどこにしようかな」
30色にはそれぞれに意味があるんです
「お父さんとお母さんの場所も決めてあげよう」
「最終のデザインペーパーができるまでお父さん遊んで!」
完成した家族の絨毯のデザイン



そこから半年くらいの時間を経て・・・

この絨毯のオーナーさんとなるY様邸へお届けに。

新しいお家が完成し、

つい数日前にお引き渡しになったばかり。

引越しのお忙しい時期にお届けして参りました!

この絨毯、とっても厚みがあるのでかなり重量級。

さて、広げましょうか。

くるくると巻かれた絨毯を広げるのは

大地に広がる草原のようで

深いグリーンがとっても美しかったです。

気持ちいいね。

鳥の数は家族分の4羽。

花びらは家族分色をつけました。

鳥も花びらも4つ。

緑の絨毯。

いつしか時を経て

家から巣立っていったとしても

帰ってきたら、

「あぁ、うちの絨毯だ」ときっと感じる。

自然のものの力を借りて

視覚と触覚で肌に記憶していきます。

やっぱりお父さん、大人気!

のなか、お母さんにはお手入れについてお話を聞いていただきました。

絨毯の使い方はいたってシンプルで、

特別に何かしなければならないこともなく

仲良く楽しく過ごしていただければ

人間と同じく育っていくので

何も難しいことはありません。

木の向きは窓側から生えるように変えてみました。

そして・・・

2020年に家族でつくった一枚の絨毯。

激動の時代だった2020年。

娘さんたちが大人になる頃、

この世界がどんな世界になっているか

ただただ希望に溢れているようにと祈るばかりですが、

この絨毯はこれから始まるY様邸の家族の歴史を

毎日変わらずこのリビングで見守ってくれていると思います。

たくさん汚して

たくさん使って

この絨毯のうえで幸せな時間を紡いでいってくださいね。

ありがとうございました!!