はじまりは満開のアーモンドの木
私たちは昔から身近にある樹木に、様々な願いを込めて一緒に暮らしてきました。ご神木や記念樹といったものに想いを重ねて、大切に見守ってきた文化があります。調べてみると木にまつわるお話しは日本だけでなく、世界中にもたくさんあるようです。 このアーモンドの木には⻘年とお姫様の叶わなかった恋の伝説があるとか… 病に伏したお姫様のあふれる想いがアーモンドの美しい花にかわり、⻘年を勇気付けたそうで、そのことから「希望」という花言葉がつけられています。 叶うことも叶わないことも、楽しいことも悲しいことも… それぞれの場所でそれぞれの物語は紡がれていくことと思います。ご自身ご家族の大切な想い出とともにそっと寄り添っ てくれる、そんなシンボルツリーとしてお部屋に迎えいれてもらえたら嬉しいです。
循環をイメージするデザイン
「人生に暮らしに希望の木を植える。 」そんなイメージで構成されたデザインは、大空を思わせるように、家の中で伸びやかに感じていただけるように余白部分の広さも大切にしています。家族の暮らしの真ん中に植える記念樹は常に希望の花が満開に咲き誇ります。満開の花びらが風に吹かれて大地に降り立ち、また次の花を咲かせるための養分となる。先祖代々から繋がってきた家族みんなの命そのものを表現しています。
見慣れた風景とリンクするデザイン
「木」と「鳥」の風景は 日本全国どこでも目にする風景です。
その馴染みのある風景を 一枚の絨毯の絵柄にしました。
この絨毯の一番大切なところは「鳥の数」です。家族分のそれぞれの鳥が織り込まれます。「この鳥は私、あの鳥はお父さん、こっちの鳥はお母さん」そうやって大切な家族は絨毯の鳥模様に投影されます。
例えば、 いつだって暮らしの中に存在していた絨毯があって、何十年も一緒に暮らしてきた絨毯があったとして、そこには家族で暮らした時間が記憶されています。 だから、いつだってその絨毯を見れば、家族と暮らした記憶が蘇り、安心感と幸福感と、時には辛かったことも、その一枚の絨毯に自分の人生を見るのです。
この絨毯は、10年、20年、30年・・・という長い時間、家族みんなで使うことができます。 子どもたちは成長していつか家を出てこの絨毯から離れて暮らす日が来るかもしれません。
そんな時、ふと見上げた空の「鳥」や「木」を見ると、家にあった絨毯を思い出して家族を恋しく感じるのです。 日常の風景と家族のじゅうたんがリンクして、より一層家族のことが好きになる。そんな一枚を家族みんなでつくります。
もくじ
1. コンセプト
2.デザイン
2. オーダーからお届けまで
3. 手織りの絨毯について
4. オーダー事例